人民網日本語版 2023年3月27日(月) 15時30分
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たくさんの花が一斉に咲いて、色とりどりの景観を作り出し、名高い江南地域の春景色が広がっている。
たくさんの花が一斉に咲いて、色とりどりの景観を作り出し、名高い江南地域(上海市、江蘇省、浙江省などの長江下流域の南岸地域)の春景色が広がっている。一方で、江南らしさを備えた高速鉄道路線の1本1本が、江蘇省、浙江省、上海市、安徽省の花を楽しむ旅へと私たちを連れて行ってくれる。
杭黄高速鉄道は杭州の西湖、西渓湿地、千島湖、西逓・宏村、黄山など7つの5A級(最高ランク)景勝地を通過する。毎年3~4月になると、沿線はまるで花の海だ。
杭州は四季を通して花が咲き、毎年3~4月には太子湾公園で40万本以上のチューリップが次々に開いて、艶やかな彩りが目を楽しませてくれる。
3月の安徽省南部エリアでは、灰色の瓦ぶきとくすんだ白い壁の間のあちらにもこちらにも鮮やかな黄色い菜の花が咲き、徽州建築の古い建物に美しく映え、一層の味わいを醸し出す。
黄山区焦村鎮郭村は1000年の歴史を持つ古い集落で、約67ヘクタールの菜の花が村を取り巻く道に沿って咲き誇り、独特の趣がある。
連鎮高速鉄道は江蘇省の北部、中部、南部を結び、連雲港、揚州、鎮江などのエリアと上海、南京、杭州などの長江デルタ地域の中心都市を切れ目なくつなぐ。徐塩高速鉄道は始発の徐州東駅を出発し、東に向かって宿遷、淮安を経由し、終点の塩城市に到着する。
徐州豊県には「最も美しい梨の花畑」があり、毎年、梨の花祭りが開催される。真っ白な梨の花が辺り一面に、あちらでもこちらでも満開になる様子は、実に美しい眺めだ。
「煙花(えんか)三月揚州(ようしゅう)に下る」と詩にもある通り、揚州の花はどこまでも続いて目を楽しませてくれ、「春の気配は庭いっぱいに満ちて、閉じ込めておくことができない」という詩のように春がどこまでも広がっている。
上海-南京間に開通した初めての高速鉄道は、運行開始からもう13年近くになる。長江デルタの中核エリアを通過するだけでなく、観光の魅力もいっぱいに詰まった路線で、沿線の上海、蘇州、無錫、南京はいずれも江南独特の魅力をたたえている。
ハクモクレンは上海市の市花で、早春になって新緑の中でつぼみをほころばせ始めると、木いっぱいに良い香りが広がり、清新で優雅な、それでいて艶やかな様子に目を奪われる。
「世界3大桜スポット」の1つとされる無錫市太湖黿頭渚景勝地には、3万本を超える桜が植わり、たくさんの桜の花は霞か雲かといった風情で、この上もなく美しい。
蘇州の園林と亭台楼閣は古式ゆかしく、所々に咲いた海棠の花が彩りを添えている。
春の光をいっぱいに浴びて出かけよう。高速鉄道に乗って春の花を見に行こう。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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