ハイテクで大地を潤す、中国気象台が「天気への人的干渉計画」を発表

人民網日本語版    2023年3月28日(火) 0時0分

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中国は世界最大規模の近代的天気への人的干渉作業システムを構築している。

順調な天候は人類の最も美しい願いの一つだ。人々は長きにわたり、神話物語の中で「風と雨を呼ぶ」不思議な力を持つことを想像してきた。今や天気への人的干渉が現実になっている。人民日報が伝えた。

科学技術の手段により天気に干渉し、雨や雪を増やし雹による災害を防ぐなど、人類に幸福をもたらすものだ。昨年、中国全土における天気への人的干渉により降水量が約398億トン増加し、人的雹防止作業保護面積が65万平方キロメートルに増加した。天気への人的干渉作業は防災・減災、食糧安全保障、水資源不足の緩和、生態保護の促進・修復の良きサポーターとなっている。

自然の法則に順応し、科学技術の手段を用いることで、雨量をコントロールする力を持つようになった。現在、中国は世界最大規模の近代的天気への人的干渉作業システムを構築している。気象観測は肉眼から「天眼」に至り、気象衛星、気象レーダー、ラジオゾンデなどによる立体的な全天候型モニタリングが形成された。作業の指揮がますますスマートになり、ビッグデータ、クラウドコンピューティング、モノのインターネットなどの技術が持続的にエンパワーメントしている。設備は高射砲、ロケット、航空機、ドローンなどすべて揃うようにアップグレードしている。

「天気への人的干渉『耕雲』行動計画(2020-22年)」に続き、中国気象台はこのほど「天気への人的干渉『播雨』減災行動計画(2023-25年)」を発表した。今後3年間の天気への人的干渉の質の高い発展の目標と重点任務を明確にした。2025年に規範的で高効率、技術が先進的、安全で信頼でき、マルチ分野、複数種類、全方位の天気への人的干渉新型活動体制をほぼ形成すると打ち出している。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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