旧日本軍の技術と名誉を重んじる心を称賛、豪首相発言を中国メディアが批判―中国紙

Record China    2014年7月15日(火) 11時33分

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14日、環球時報は記事「安倍首相の影響で中豪が憎み合うことはない、オーストラリアが否定=『旧日本軍は食人族』豪州の老兵語る」を掲載した。安倍首相の訪問後、中国メディアはオーストラリア批判を繰り広げている。写真はシドニー。

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2014年7月14日、環球時報は記事「安倍首相の影響で中豪が憎み合うことはない、オーストラリアが否定=『旧日本軍は食人族』豪州の老兵語る」を掲載した。

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中国でオーストラリア批判が高まっている。安倍晋三首相は7日から9日にかけオーストラリアを訪問したが、その際にアボット首相が日本の集団的自衛権解禁に賛意を示したことがきっかけとなった。また、新華社によると、「我々は旧日本軍のなしたことに同意は出来ないが、その技術と任務遂行に対して名誉を重んじる心を認めている」とも発言したという。

中豪関係が悪化しかねないとも懸念されているが、アンドリュー・ロブ豪貿易・投資相は13日にメディアの取材に答え「先週の問題は中豪関係にいかなる影響ももたらさない」と発言している。一方、野党・労働党のビル・ショーテン党首はオーストラリアは日中双方と協力関係を築けると主張、中国封じ込め戦略に組み込まれたと見なされないよう配慮すべきだと発言した。

また、環球時報によると、オーストラリアの元兵士や戦争被害者からもアボット首相を批判する声が上がっているという。ある元兵士は、旧日本軍は名誉を重んじる心などなかった、残忍な“血なまぐさい食人族”だったと発言している。(翻訳・編集/KT)

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