CRI online 2023年3月29日(水) 13時20分
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国連安保理は現地時間28日の未明、ロシアが提出した、ドイツまで通ずる海底パイプライン「ノルドストリーム」の爆破事件に関する決議案の投票を行い、決議は否決されました。
国連安保理は現地時間28日の未明、ロシアが提出した、ドイツまで通ずる海底パイプライン「ノルドストリーム」の爆破事件に関する決議案の投票を行い、決議は否決されました。これについて、中国外交部の毛寧報道官は28日の定例記者会見で、「中国は遺憾の意を表す」と述べました。
毛報道官は「安保理は国際平和と安全を守る責任を負うのが当然だ。ロシアが提出した決議案は真相解明のための重要な選択肢を提供したが、安保理はそれについて合意に達することができなかった。中国は、多くの安保理メンバーが発言の中で、『ノルドストリーム』パイプラインの爆破事件を非難し、一部のメンバーは調査の迅速化と情報の透明化を指摘していることに注目している。これは国境をまたぐインフラ施設の安全問題が大きな関心事であり、全面的、公正、透明かつ独立した国際調査が極めて重要であることを十分に示している」と述べました。
毛報道官はまた「米国は他の発展途上国に対するいわゆる『調査』には熱心だが、国際平和と安全にとって深刻な脅威となるこの事件については覆い隠し、明らかなダブルスタンダードを採っている。中国は、これに関連した調査が迅速に進展し、一刻も早く真相が白日の下にさらされ、加害者が法の裁きにかけられるよう期待する」と指摘しました。(提供/CRI)
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