中国・ブラジルビジネスシンポジウムが29日、北京で開催されました。

データによると、2022年の中国企業の対ブラジル投資は急速に拡大しました。投資額は前年同期比53．1％増となり、二国間貿易額は前年同期比5％近く増加して1714億9000万ドル（約22兆5000億円）に達しました。

中国企業はブラジル企業とともに、デジタル経済、グリーン成長、モバイル通信などの新興分野での協力を積極的に模索しています。今年2月に両国は人民元決済制度の構築に関する覚書に調印し、今後、二国間貿易と投資の利便化をさらに促進するとしています。

中国商務部の郭婷婷副部長は、「中国とブラジルは、産業チェーン・サプライチェーンの安全と安定を守り、食糧とエネルギーの安全を保障し、高まるインフレ圧力に対応するために協力する必要がある。二国間貿易の多元化と安定的かつ健全な発展をさらに推進し、電子商取引を利用して二国間貿易ルートを開拓し、サービス貿易での協力がより実務的な成果を得ることを期待している」と述べました。（提供/CRI）