2014年7月14日、京華時報によると、アップルが買収したことでも大きな話題となった米ヘッドホンメーカー・ビーツ・エレクトロニクス（Beats Electronics）は、同社製品の偽物を製造している複数の中国メーカーを相手取り、商標権侵害の訴訟を米地裁に起こした。数十億ドルの損害賠償を求めている。

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ビーツ・エレクトロニクスは起訴状で「今回の訴訟は同社製品の偽物を販売しているオンラインショップを取り締まることが目的だ」とし、「こうしたショップは同社の知名度を悪用し消費者に低品質の偽物を販売している」と説明。偽物を扱うオンラインショップの年間売り上げは、計1350億ドル（約13兆7100万円）を超えるとしている。

ビーツ・エレクトロニクスは、ドメイン名登録機関に対し、こうした不当ショップの登録取り消しも求めている。

記事では、ビーツ・エレクトロニクスが裁判所の支持を得られたとしても、中国の偽物メーカーが数十億ドルもの賠償額を支払うことは、現実的には難しいとしている。（翻訳・編集/NY）