中国物流購買連合会（CFLP）と国家統計局サービス業調査センターが31日に発表したところによりますと、3月の中国製造業購買担当者景気指数（PMI）は51．9％で、先月より0．7ポイント低下しましたが、景気水準は依然として、ここ2年間で二番目の高い水準を維持しており、3カ月連続で拡大基調を維持しているということです。調査した21業種中13業種でPMIは前月を上回りました。

国内の景気サイクル回復が加速する中、製造業の生産と市場の需要は着実に回復しており、生産指数は54．6％、新規受注指数は53．6％となっています。最近の企業の購買活動は比較的活発で、購買量指数は53．5％となっており、これは2020年12月以来の高い数値で、輸入数量指数は50．9％と2カ月連続で伸びており、企業の生産用原材料の輸入量も引き続き増加しました。

また、3月の非製造業ISM（製造業景況感指数）は58．2％と、前月より1．9ポイント上昇してここ数年来の高い水準となり、非製造業の回復ペースが加速していることを物語っています。（提供/CRI）