中国江蘇省常州市にある動物園「淹城野生動物世界」が4月1日のエープリルフールに合わせてSNS上に投稿した懸賞広告動画が「広告法」違反の疑いがあるとして、市場監督管理当局から削除するよう命じられた。中国メディアの極目新聞が2日付で報じた。

記事によると、広告の内容は、トラと一緒にテントに同居する人を募集し、1時間ごとに10万元（約193万円）を獲得できるというもので、広告内にほぼ透明の文字で「愚人節快楽（楽しいエープリルフールを）」などと記されていた。

動物園は警察の問い合わせに対し、エープリルフールの宣伝活動だと回答した。

市場監督管理当局は、「広告法」の関連規定に違反している疑いがあるとして、当事者に対し、広告の出稿停止と削除、さらなる調査と対処を命じたという。（翻訳・編集/柳川）