中国国家衛生健康委員会はこのほど、「全国の県での巡回診療と郷・鎮、村に駐在する医師による診療サービスに関する指導意見書」を公開しました。

意見書は、「都市部の医療従業者による郷・鎮と村での定期的な診療サービスの制度化を推進し、2025年までに全国の県で巡回診療と郷・鎮、村に駐在する医師による診療サービスを展開する安定的なメカニズムを構築する。人口が少ない行政村（村民委員会が設置された集落）に対し、県の衛生健康行政機関は郷・鎮の衛生院（診療所）を組織して毎週少なくとも2回、同村で巡回診療サービスを展開し、県の医療機関は技術サポートを提供する。村内の医務室に派遣された駐在医師は毎週少なくとも5日間診療サービスを行う。サービス能力が十分でない郷・鎮の診療所に対し、県の衛生健康行政機関は同県の医療機関を指定して医師を派遣し、診療サービスを提供する」と要求しました。（提供/CRI）