人民網日本語版 2023年4月4日(火) 14時30分
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中国が独自に開発した速度600km/hに達する高温超電導磁気浮上交通システムが初の磁気浮上運行を実現した。
中車長春軌道客車が3月31日に明らかにしたところによると、同社が独自に開発した高温超電導磁気浮上全要素試験システムが初の磁気浮上運行を完了し、今後の工学応用のための基礎を固めた。新華社が伝えた。
同社のサブチーフエンジニア兼磁気浮上研究所所長の于青松(ユー・チンソン)氏によると、超電導磁気浮上交通システムは車両、軌道、牽引・電力供給、運行通信などのシステムからなり、高速、超高速および低真空パイプラインなどの応用シーンに適しており、運行速度が600km/hを超える。高速、安全、グリーン、スマート、快適および環境への適応性が高いといった優位性を持つ。
今回磁気浮上運行を実現した高温超電導磁気浮上システムはパッシブ磁気浮上方式を採用しており、自ら制御する必要がなく、線路への高い適応能力と大きな加速の余地を持ち、列車の緊急時の運行能力と安全性が高い。超電導磁気浮上交通システムは超大都市間および先進経済圏間の高速輸送ルートの選択肢になる上、国土の空間配置の最適化、地域の協調発展および総合立体交通網の建設推進へのサポートも提供できる。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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