中国外交部の毛寧報道官は3日の定例記者会見で、ロシア側が「ロシア外交の優先事項は中国とインドとの関係強化だ」と述べたことについて、「中国とロシアは相互尊重、平和共存、協力・ウィンウィンの新型大国関係の発展に尽力している。中ロ関係は第三者を標的としておらず、いかなる第三者の影響も受けない。先月、習近平国家主席がロシアを公式訪問し、両国首脳は次の段階における中ロ関係の発展のために壮大な青写真を描き、前進の方向を示した。現在、双方は両国元首が達成した一連の重要な共通認識を全面的に実行に移しており、中ロ関係の今後の発展に自信を持っている」と述べました。

毛報道官はまた、「中国、ロシア、インドの3カ国は、いずれも重要な影響力を持つ新興大国だ。現在の国際・地域情勢の深刻で複雑な変化を背景に、中国はロシアとインドを含む国際社会と意思疎通を強化し、世界に向けて真の多国間主義を維持し、手を携えてグローバルな課題に対応するという積極的なシグナルをさらに発信していきたい」と述べました。（提供/CRI）