Record China 2014年7月16日(水) 5時36分
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15日、中国のインターネット上に、訪日中国人がつづった日中の教育についての文章が掲載されている。資料写真。
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2014年7月15日、中国のインターネット上に、訪日中国人がつづった日中の教育についての文章が掲載されている。以下はその概要。
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ホテルの食堂で日本の学生が食事をしているところに出くわした私は、その様子をつぶさに観察した。これがぶしつけだとか、そういうことは置いておく。彼らはおそらく中学生だろう。顔にはまだあどけなさが残っているが、あごには薄いひげが生えている。
彼らは軽く椅子を引き、音を立てずに座った。引率の先生が席に座り、ひと言ふた言発すると、学生たちは静かに席を立ち、誰の指示も受けていないのに自然に1列に並んで、食べ物が置かれた台に向かっていった。おぼんに食べ物を乗せる姿も、きびきびとして秩序があった。
私は、彼らは席に戻ってすぐに食事を始めると思っていたが、なんと、そうではなかった!彼らはまったく手を動かさずに、じっと座っていた。引率の先生が何かを話すと、学生たちは手を合わせて何か言葉を発していた。まるでキリスト教の祈りのようだ!
私は、今度こそ学生たちの食事が始まると思っていたが、またもや違った。彼らは手を動かさず、先生に視線を送っている。何かを待っているようだ。私が目を凝らして見ていると、席についた先生が箸を持ち上げたとき、初めて学生たちは自分の手を動かした。学生は先生が先に食べるのを待っていたのだった。
この様子を見ていた私は衝撃を受けた。厳しすぎるとの指摘もあるが、私はこのような教育は称賛すべきだと思う。それは形だけのものではなく、スローガンを掲げたわけでもない。生活の中で着実に徹底することで、習慣へと昇華させているのだ。われわれ中国人も同様の教育を行い、スローガンを掲げ計画を作ったが、結果はどうだろう。今日の習慣が明日にはなくなっているのが、われわれの教育の現状なのだ。(翻訳・編集/北田)
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