清明節とメーデー5連休にはどこの観光地が一番人気に?―中国

人民網日本語版    2023年4月5日(水) 12時30分

拡大

中国では最近、春の旅行人気が高まり続けている。

中国では最近、春の旅行人気が高まり続けている。旅行関連プラットフォームのデータによると、清明節(先祖を祭る中国の伝統的な祭日、今年は4月5日)やメーデー5連休を控え、旅行の予約件数は過去3年と比べて大幅に増加し、長距離旅行のニーズも回復し続けている。また、近場旅行は爆発的人気となり、近郊の農村に行く人が増え、民泊施設には予約が殺到している。中国新聞網が伝えた。

祭日となる5日の清明節を前に、一部の人気観光地の前売り入場券はすでに手に入りにくい状態となっている。北京の景勝地・古北水鎮のある職員によると、今年の清明節は休みが1日だけだが、それでも予約が殺到しており、ホテルなども予約が残りわずかだという。

清明節の後に控える、メーデー5連休にも旅行人気が再びピークを迎えると予想されている。旅行サイト・飛猪(フリギー)の春旅行事業の責任者によると、「春の国内旅行のニーズが、春節(旧正月、今年は1月22日)以来の急速な回復の波を引き継いでおり、目前に控えるメーデー5連休には新たなピークを迎える見込み」としている。

旅行サイト・携程のデータによると、今年のメーデー5連休中、中国では国内旅行の予約件数が2022年同期比で390%増となっている。国内線の飛行機チケットの予約数も前年同期比292%増となっている。年齢層別にみると、国内旅行の予約のうち、80後(1980年代生まれ)が41%を占めている。一部の人気観光都市や観光地では「黒山の人だかり」が復活する可能性もある。

「今年のメーデー5連休は、上海広州に行く予定。旅行関連プラットフォームを見ると、飛行機チケットの残数が減っているので、早めに計画を立てなければ」と話す女性の于さんは、「メーデー5連休は、観光スポットが多く、観光資源が豊富で、サービスも良い大都市に行きたい」と話す。

携程の関係者によると、今年のメーデー5連休中の中国国内旅行で人気の都市トップ10には、上海、北京、南京、成都西安杭州長沙武漢重慶青島がランクインしており、その予約者は中年・青年がメインという。

国内旅行のほか、海外旅行も人気となっている。飛猪のデータによると、ここ1カ月、国際線の飛行機チケットの予約数が前年同期比46%増、査証(ビザ)申請数が約7倍に激増している。人気の旅行先は「4時間フライト圏」内のタイや香港、日本、マカオ、マレーシア、韓国、シンガポール、インドネシア、フィリピン、ベトナムとなっている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

※本記事はニュース提供社の記事であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。すべてのコンテンツの著作権は、ニュース提供社に帰属します。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携