人民網日本語版 2023年4月5日(水) 10時30分
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中国鉄路の公式情報によると、スマート高速列車「復興号」の一部ではすでに静音設計が施された高静音性車両が数多く導入されている。
数年前から、高速鉄道列車の車内で、子供の泣き声やスマホの音声が原因となるトラブルが度々発生しており、「静かな車内環境」を求める一部の乗客のニーズが目立つようになってきている。中国鉄路の公式情報によると、スマート高速列車「復興号」の一部ではすでに静音設計が施された高静音性車両が数多く導入されている。
そして乗客は、中国鉄路公式アプリ「12306」で乗車券を購入する際に、「静」のマークが付いている列車を選択できる。 高静音性車両を利用する乗客は、より静かで、快適な列車の旅を楽しむことができる。車内放送の音量は、一般の30%~40%程度に抑えられているほか、列車乗務員は乗客一人ひとりの下車駅を把握しており、下車駅が近づいた乗客には、個別に下車を促す声掛けサービスを行ってる。
乗客は、「静けさという恩恵」を受ける一方で、「静けさに関するルール」を遵守することが求められている。 例えば、車両内で大きな音を立てたり、携帯端末で電話をかけたりしてはいけない。また電話を受けたり、かけたりする場合は、デッキに出なければならない。さらに電子機器を使用する時には、携帯端末をマナーモードまたはバイブレーションモードに切り替え、イヤホンを使用するか、外部音源の音量をオフにする必要がある。 子供連れの乗客の場合は、子供が泣いたり騒いだりしないよう気を付けるよう求められている。(提供/人民網日本語版・編集/KM)
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