Record China 2023年4月6日(木) 10時0分
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米政府系ラジオ・フリー・アジアの中国語版サイトは4日、中国で「スポーツ反腐敗」の嵐が吹き荒れているとする記事を掲載した。
記事によると、中国サッカー協会や中国陸上競技協会の複数の幹部が摘発されたのに続き、4日には中国ローイング協会と中国カヌー協会の主席を務めた劉愛杰(リウ・アイジエ)氏が重大な規律違反の疑いで関係当局に連行されて調査を受けていると報じられた。
劉氏の妻で、ボート競技(ダブルスカル)の中国代表として1996年のアトランタ五輪で銀メダルを獲得した張秀雲(ジャン・シウユン)氏も共に調査を受けているとの報道もある。
昨年11月、前年までサッカー中国代表の監督を務めていた李鉄(リー・ティエ)氏が重大な規律違反の疑いで調査を受けると、反腐敗の嵐はまずサッカー界全体に広がり、中国サッカー協会の劉奕(リウ・イー)秘書長、陳永亮(チェン・ヨンリアン)常務副秘書長兼ナショナルチーム管理部長、陳戌源(チェン・シューユエン)主席、王小平(ワン・シャオピン)規律委員会主任、黄松(ホアン・ソン)競技部長、中国サッカー協会で副主席を務めたこともある中国陸上競技協会の于洪臣(ユー・ホンチェン)主席、サッカー中国スーパーリーグ運営企業の董錚(ドン・ジョン)総経理、国家体育総局副局長で中国サッカー協会党委書記の杜兆才(ドゥ・ジャオツァイ)氏が相次いで調査を受けた。
中国共産党中央政治局常務委員会委員で中央巡視工作指導グループ長の李希(リー・シー)氏は、こうした反腐敗の大きな動きについて、「スポーツ強国建設」に力強い保証を与えると強調している。(翻訳・編集/柳川)
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