天門山の崖から集団飛び降り自殺、4人が死亡―湖南省張家界市

Record China    2023年4月7日(金) 12時0分

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6日、新聞晨報は、湖南省張家界市にある天門山の崖で集団飛び降りが発生し4人が死亡したと報じた。写真は天門山。

2023年4月6日、中国メディアの新聞晨報によると、湖南省張家界市にある天門山の崖で集団飛び降りが発生し、4人が死亡した。

記事によると、天門山の崖で現地時間4日午後1時50分ごろ、男性3人、女性1人の計4人からなるグループのうち3人が崖から飛び降り、病院に搬送されたものの全員死亡し、飛び降りようとして制止された残りの1人も事前に服毒しており、搬送先の病院で死亡したとの情報が6日にネット上で拡散した。捜査で遺書などが見つかったことから、公安当局は4人についていずれも自殺を図ったと認定した。

死亡した4人はそれぞれ福建、河北、河南、四川の各省出身で、年齢は22〜33歳だった。このうち福建省出身の23歳の男性は中学卒業後に出稼ぎを続けており、今年の春節には帰省しなかったほか、死亡前に母親に電話をかけて「旅に出る」と話していたという。男性の家族は一緒に自殺を図った他の人物について認識がなかった。さらに、河北省出身の33歳の男性は生前少額の借金を抱えていたとの情報もあるという。

天門山は標高1518メートルで、カルスト地形による景観の美しさとともにガラス張りの桟道アトラクションなどによる断崖絶壁のスリルを味わえることで有名な人気観光スポット。記事によれば、同市では特別作業グループを立ち上げて対応に当たるとともに、公安当局も詳しい状況などについてさらに捜査を行っているという。(翻訳・編集/川尻


※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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