人民網日本語版 2023年4月8日(土) 23時0分
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赤、黄、紫、白などの色の花はよく見かけるが、自然界に緑色の花をあまり見かけないのはなぜだろうか。写真は江蘇省連雲港市の街頭に咲いている緑色のスイセン。
現在、中国の多くの地域はすでに「春入り」している。春の気配が濃厚になっており、今年も花見とハイキングに適したシーズンを迎えている。科技日報が伝えた。
花見をした後、こんな疑問を持つかもしれない。赤、黄、紫、白などの色の花はよく見かけるが、自然界に緑色の花をあまり見かけないのはなぜだろうか。 実際には、世界には緑色の花が多くある。例えば緑色のアジサイ、カーネーション、菊などだ。しかも緑色の花はその他の色より格別少ないというわけではない。
花が緑色になるのは、その細胞に含まれる色素であるクロロフィル(葉緑素)の働きによるものだ。クロロフィルは日光に含まれるほとんどの赤色光と紫色光を吸収すると同時に、緑色光を反射する。それで花が緑色になるのだ。それでは、多くの人が緑色の花が珍しいと感じているのはなぜだろうか。実はこれは錯覚にすぎない。緑色の花は決して少ないわけではなく、見落とされがちなだけだ。植物全体のうち、葉や根茎などの部位の大半が緑色のため、緑色の花は見落とされがちだ。つまり他の色鮮やかな花と比べると、人間の肉眼では緑色の花を見分ける確率が低いと言える。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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