人民網日本語版 2023年4月7日(金) 17時30分
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中国の3200km近くに上る高速鉄道では、高速列車「復興号」は速度350km/hの運営が常態化している。
高速鉄道は今や人々の主な交通機関の一つになっている。中国の3200km近くに上る高速鉄道では、高速列車「復興号」は速度350km/hの運営が常態化している。中国は世界で唯一となる高速鉄道の速度350km/hの商用化を実現している国だ。科技日報が伝えた。
だが最近SNSでは、「中国の高速鉄道は電力の消耗が激しく、1km当たりで1万kWhの電力を消耗する」といううわさが流れていた。同情報はさらに中国の高速鉄道を日本の新幹線と比較し、後者の1km当たりの電力消費量は「わずか43kWhしかない」とした。
中国高速鉄道の公式データによると、速度350km/hの高速鉄道の1時間当たりの電力消費量は9600kWhで、速度250km/hの高速鉄道の1時間当たりの電力消費量は4800kWh。これに基づき計算すると、1km当たりの電力消費量はそれぞれ27kWhと19kWhになる。ネット上のいわゆる「1km当たりで1万kWhの電力を消耗する」というのは、時間と距離の単位の概念をすり替えたものであり、何ら事実的根拠もない。
中国の高速鉄道はその他の交通機関と比べて電力を大量に消耗するわけではないだけでなく、むしろより省エネだ。中国国家鉄路集団の統計データによると、省エネの面では、中国の高速鉄道の1人・100km当たりのエネルギー消費量は航空機の約18%、大型バスの約50%になる。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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