中国企業、海上垂直回収技術を検証

人民網日本語版    2023年4月10日(月) 6時30分

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海上を飛行するプロトタイプ 中国宇宙ビジネス企業「中科宇航」が5日に明らかにしたところによると、同社はこのほど山東省海陽市で海上垂直回収デモ検証飛行試験を行った。

海上を飛行するプロトタイプ 中国宇宙ビジネス企業「中科宇航」が5日に明らかにしたところによると、同社はこのほど山東省海陽市で海上垂直回収デモ検証飛行試験を行った。同社の技術チームは取材に対し、「今回の試験で検証した技術は、主にニアスペース回収型科学実験プラットフォーム、軌道投入ロケットブースターの回収、宇宙旅行飛行体の技術の研究開発および技術の蓄積を行った。関連技術が成熟すれば、後続の型式及び軌道投入ロケットブースターの回収任務に応用される」と説明した。環球時報が伝えた。

今回の飛行試験を行ったプロトタイプの全長は2.1m、直径は0.5mで、離陸質量は約93kg、最大推力550Nの2基のターボジェットエンジンにより離陸の推力を提供し、推力可変型液体燃料ロケットエンジンのロケット垂直回収プロセスにおける作業のシミュレーションに用いられる。同試験の最大飛行高度は1000m以上、最高点に到達しホバリングした後に姿勢を調節し下降した。下降中にエンジンの逆推力により減速し、飛行体の海上着陸プラットフォームへの接近時の速度を毎秒2m以下に下げ、さらに緩衝装置により軟着陸を実現した。全体の飛行時間は約10分。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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