帰国迫るパンダのYaYa、正式に中国側に引き渡し―中国メディア

Record China    2023年4月10日(月) 15時0分

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9日、北京日報は、米テネシー州メンフィス動物園で飼育され間もなく中国に戻る予定である雌のジャイアントパンダ「YaYa(中国名:丫丫)」の管理が、中国側に引き渡された報じた。

2023年4月9日、北京日報は、米テネシー州メンフィス動物園で飼育され間もなく中国に戻る予定である雌のジャイアントパンダ「YaYa(中国名:丫丫)」の管理が、中国側に引き渡された報じた。

記事は、メンフィス動物園の動物園のマット・トンプソン社長兼CEOが8日、YaYaの飼育に関する中国側との契約が切れたことを発表し、YaYaの生活管理が中国側のスタッフに引き渡されたと紹介。同日には動物園内でYaYaの送別イベントが行われ、約500人の市民が参加して間もなく中国に戻るYaYaとの別れを惜しんだと紹介している。

また、YaYaを受け入れる予定の北京動物園では先月時点ですでに飼育場所、飼育プラン、医療サポート、餌の供給といったあらゆる面で準備が整っていることが伝えられたと紹介する一方で、世界動物保護協会の専門家である孫全輝(スン・チュアンフイ)氏が「帰国後、まず規定に基づき30日間の隔離検疫を受ける必要がある」と説明したことを伝えた。

さらに、孫氏の話として、YaYaが23歳と高齢で消化吸収能力を始めとする生理機能が低下しつつあることから餌への配慮とともに活動や体重、食事量などのデータを密にチェックする必要があること、そして20年過ごした異国の地から戻るYaYaが新しい環境に適応するのは用意ではないため、当面は公開を控えた上で新しい環境に早く慣れるためのサポートをしていく必要があることを伝えた。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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