チベット・ラサにある世界遺産ポタラ宮の公式プラットフォームはこのほど、「ポタラ宮入場券の予約が難しく、事前予約の期間が短い」などの観光客から寄せられた苦情を解決するため、チケットの前売りサービスを改善し、4月9日からポタラ宮見学チケットの7日前事前予約制を試行すると発表しました。

発表によれば、ポタラ宮見学を希望する観光客は7日前から「ポタラ宮チケット予約システム」という微信（ウィーチャット）ミニプログラムに登録してチケットを予約できます。予約は必ず本人の携帯電話を通じて行わねばなりません。予約が成立すれば、7日以内にチケットを再び予約することはできません。また見学当日、予約した入場時間の1時間前までにポタラ宮正門にあるセキュリティーチェックゲート前に到着することが必要です。

一方で、「スマート技術の利用が困難」とみなされる満60歳以上の高齢者および特別な人は、見学前日に「ポタラ宮チケット予約所」で現場予約することができます。受付開始は午前9時で、定員になり次第締め切られます。15歳以下の人については、「ポタラ宮チケット予約所」で本人の身分証または戸籍証を提示することで未成年者チケットを入手できるとのことです。（提供/CRI）