中国で標高が最も高い地熱発電所、累積発電量が5億kWhを突破

人民網日本語版    2023年4月10日(月) 23時30分

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中国で標高が最も高い地熱発電所である羊易地熱発電所は、2018年9月29日の稼働開始から現在までの累積稼働時間が3万5000時間に上り、累積発電量が5億kWhを突破している。

中国で標高が最も高い地熱発電所である羊易地熱発電所は、2018年9月29日の稼働開始から現在までの累積稼働時間が3万5000時間に上り、累積発電量が5億kWhを突破している。新華社が伝えた。

地熱エネルギーは埋蔵量が豊富で、分布が広く、安定的で信頼できる再生可能なクリーンエネルギーで、中国ではチベット自治区の埋蔵量が最も豊富だ。1970年代に完成した羊八井地熱発電所の発電量はかつてラサ市電力網の半分近くを占め、国の地熱開発の成功モデルとなった。同発電所から発展の「バトン」を受け取った羊易地熱発電所は新技術を採用し、「熱のみを取り水を取らない」というモデルにより、発電後の排水の100%の循環再利用を実現した。試算によると、同地熱発電所は毎年、二酸化炭素42万トン、窒素酸化物6200トン、二酸化硫黄1万2000トンを削減し、標準石炭11万6000トンを節約している。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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