スラムダンクがわずか1カ月で転落…韓国で「すずめの戸締まり」の日本映画歴代1位記録がほぼ確実に

Record Korea    2023年4月11日(火) 16時0分

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11日、韓国日報は、新海誠監督のアニメーション映画「すずめの戸締まり」が韓国で最もヒットした日本映画になると伝えた。

2023年4月11日、韓国日報は、新海誠監督のアニメーション映画「すずめの戸締まり」が韓国で最もヒットした日本映画になる見通しだと伝えた。

記事によると、「すずめの戸締まり」は9日までに434万4068人を動員し、「THE FIRST SLAM DUNKスラムダンク)」(444万7452人)に迫っている。1日の観客動員数は「すずめの戸締まり」の方が多いため、スラムダンク超えはほぼ確実視されている。

スラムダンクは先月5日、「君の名は。」(2016)が持っていた日本映画観客動員数トップ記録(380万5033人)を塗り替えていた。記事は「韓国で日本映画の観客動員数トップがわずか1カ月で入れ替わるのは珍現象だ」と伝えている。

また記事は「日本のアニメ映画2作品が立て続けに400万人を超えるのもやはり異例の現象だ」とし、「韓国の映画館がコロナ禍の影響から抜け出せずにいること、映画館利用者が少ない時期(3~4月)であることを考えると、この成績はさらに驚きだ」としている。

この2作品が大ヒットしたことで、日本映画の韓国市場シェアは急上昇した。今年1~3月期のシェアは36.4%(観客基準)で、米国映画(30.4%)や韓国映画(29.5%)を抑えて1位となった。韓国市場はこれまで、米国映画か韓国映画が掌握してきたという。

ただ、日本アニメ映画の人気は一時的な現象とみられている。ある映画広報マーケティング企業関係者は「スポーツと災害という普遍的な素材をテーマにした日本アニメがたまたま相次いで公開されたために起きたこと」と話したという。

これに韓国のネットユーザーからは「やっぱり日本はアニメの絶対王者」「日本映画は2回以上見ないと感動できないから何度も見ている」「今の映画館は日本アニメ以外に見たいものがない」「最近の韓国映画はお金を出してまで見たいと思わない」「一時的なものだろう。この2作品のようなアニメは日本でも珍しいから」などの声が寄せられている。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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