日本と韓国、老後の生活の質は「雲泥の差」―韓国紙

Record China    2014年7月16日(水) 11時42分

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15日、日本と韓国で老後の生活を比較したところ、生活環境が異なるだけでなく、その質もかなりの差があることがわかったと、韓国紙が報じた。

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2014年7月15日、韓国の日刊紙・国民日報によれば、日本と韓国で老後の生活を比較したところ、生活の質に雲泥の差があることがわかった。環球網が報じた。

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2012年の統計を基準にすると、日本では65歳以上の高齢者は平均160万ウォン(約16万円)の月収があるが、韓国では36万ウォン(約3万6000円)しかなく、韓国の高齢者は退職後も生活を維持するために奔走せざるを得ない。

韓国では生活費の53.1%を働いて得なければならない状態にある。日本の男性の高齢者の経済活動参加率は28.7%だが、韓国では41.6%と高い割合となっている。しかも、その多くは単純労働や農林水産業で、労働の質の保証が確保されていない。

韓国保健社会研究院は、韓国政府は高齢者の国民年金を引き上げ、収入保障を促す必要があるほか、高齢者が余暇を過ごすための施設などを提供する必要性に迫られていると指摘する。韓国の高齢者人権保障団体が発表した2013年の91カ国の高齢者福利水準評価では、日本が総合ランキングで10位だったのに対し、韓国は67位となっている。(翻訳・編集/岡田)

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