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「”ラーメンの元祖”日清食品が韓国製品の模倣品を発売」と韓国メディア=韓国ネット「この程度ならかまわない」

Record Korea    2023年4月12日(水) 19時0分

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11日、韓国・朝鮮日報は「世界で初めて即席麺を開発した日清食品が、韓国・三養食品の『ブルダック炒め麺』シリーズを模倣した製品を発売した」と伝えた。

2023年4月11日、韓国・朝鮮日報は「世界で初めて即席麺を開発した日清食品が、韓国・三養食品の『ブルダック炒め麺』シリーズを模倣した製品を発売した」と伝えた。

業界によると、日清食品は先月、袋麺「日清焼そば ポックンミョン韓国風甘辛カルボ 」とカップ麺「日清焼そばU.F.O.ポックンミョン濃い濃い韓国風甘辛カルボ」を発売したが、どちらも18年に三養食品が発売した「カルボブルダック炒め麺」と類似しているとの声が上がっているという。味やパッケージも酷似しており、SNSなどを通じ「日清が三養をパクった」という声が広がっている。三養の日本国内での売り上げに影響を及ぼすのではとの懸念も出ているという。

三養食品は19年に日本法人・三養ジャパンを設立し、ブルダック炒め麺と三養ブランドを前面に打ち出し営業を強化してきた。その結果、22年は日本での売上高が前年比26.9%増加の21億円を記録した。三養食品関係者は「日本国内で『ブルダック炒め麺』に関するシャングルと日本語の商標権は確保しているが、(日清とは)製品名が異なるので、商標権だけでは法的対応が難しい」と話している。今後、オリジナリティーを強調したマーケティング展開など、対応策を模索する計画だという。

ただ、記事によると「ラーメンの元祖である日清が三養の製品を模倣したことで、K-Foodの地位の高さが再確認された」という声も上がっているという。かつては韓国の食品メーカーが日本製品を模倣するケースが多くあったが、韓流ブームでK-Foodが人気になった今、立場が逆転したと評している。

三養食品は1960年代に日清に技術供与を求めたが拒否されたため、当時、日清のライバルだった明星食品から技術を導入し、63年に韓国初の即席麺を開発した。

慶熙(キョンヒ)大学外食経営学のキム・テヒ教授は「ブルダック炒め麺シリーズは世界の若者の間で人気となっている。韓国の食品が文化を主導し、日本企業がそこからアイデアを得たということは、ソフトパワーの軸が日本から韓国に移った証拠だ」と話している。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「ただ期間限定で韓国風の商品を出しただけなのに、何を大騒ぎしているのやら」「『韓国風』と付けて韓国が元祖だと明示しているところが良心的だ。中国とは違う」「炒め麺、つまり焼きそばがそもそも日本のものだろうに。誰が誰をパクったって?」「そもそも韓国の即席麺、菓子などほとんどが日本からパクってきたものなのに(笑)」「日本はこの程度のことはしてかまわないよ」「これまであらゆる産業、食品、テレビ番組も日本からパクってきたんだから、黙ってようよ」など、容認しようというコメントが殺到している。

その他、「そろそろ明星食品に恩返ししたらどう?」「明星食品は日清食品に買収されたという…」「みんな、こんなメディアの報道を見て反日に先導されないようにね」といった声も見られた。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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