人工飼育により繁殖したイルカが観光客と初対面―重慶市

CRI online    2023年4月14日(金) 18時20分

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重慶市で初めて人工飼育により繁殖したハンドウイルカが同市永川区にある「楽和楽都」動物テーマパークで観光客と初対面しました。

4月14日は「世界イルカの日」です。前日の13日には中国南西部の重慶市で、初めて人工飼育により繁殖したハンドウイルカが同市永川区にある「楽和楽都」動物テーマパークで観光客と初対面しました。ハンドウイルカは中国の2級保護水生野生動物であり、温帯と亜熱帯の海洋に広く分布しています。

母イルカとスタッフの行き届いた世話を受けて、子イルカの健康状態は良好です。子イルカは生後半年までは、母イルカの母乳だけで成長のための栄養を摂取できますが、それ以降は不足してしまいます。スタッフは生後半年を過ぎた時点から、少しずつ離乳食を追加してきました。子イルカは現在、生後7カ月を迎えており、体長、体重ともに出生時と比べて明らかに増えています。

出産については、母イルカにとって初産だったので、パークでは安産を確保するために、妊娠12カ月の時点で専門チームを組み、母イルカの日常生活の手配や定期的採血、超音波検査などを行いました。また、母イルカ専用の「生活エリア」を設けて、栄養補給に常に留意して、出産後には毎日の授乳時間や頻度を詳しく記録し、母子関係を観察し、口腔内の過敏状態を緩和する脱感作トレーニングも行うなどで、子イルカの健やかな成長に向けて努力してきました。(提供/CRI

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