犬を屠殺していた男を現行犯逮捕、韓国で初=韓国ネット「どうか厳罰に」

Record Korea    2023年4月17日(月) 22時0分

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14日、韓国・JTBCは「犬を屠殺した50代の男が警察に現行犯逮捕された」と報じた。韓国で初めてのケースだという。 

2023年4月14日、韓国・JTBCは「犬を屠殺した50代の男が警察に現行犯逮捕された」と報じた。韓国で初めてのケースだという。 

記事によると、忠南牙山(チュンナムアサン)警察署は24日午前、牙山市内の飼育施設で犬を食肉処理していた男を動物虐待および密屠畜の容疑で現行犯逮捕した。施設内では処理されたばかりの犬の死体が見つかったほか、違法な屠畜物が詰まった冷凍庫、電気ショック機などが発見された。また、生きている犬16匹が確認された。匿名の市民数人が動物保護団体に「男が毎朝7時に犬を殺している」と情報提供したことから逮捕につながったという。

逮捕の様子は動物保護団体がYouTubeで生配信しており、処理されたばかりの犬の死体や、待機させられている犬たちの様子などショッキングな映像も流れたという。団体によると、この施設は忠南牙山と天安(チョナン)地域にあるほとんどの犬肉料理店とつながっていたといい、逮捕された男も店を経営していたとみられるという。団体関係者は「つながっていた飲食店の情報は全て確保しており、韓国で初めて、犬の食用問題について食品衛生法でも告発する予定だ」と話している。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「本当にぞっとする」「こんなやつは人間ではない」「犬の食用を禁止すべきだ」「他に食べる物がいくらでもあるのに、未だに旧時代的な食文化にこだわるなんて。なんて残酷なことを」「後進国の頃の残滓(ざんし)は、もう断ち切るべきだ」「牛や豚も食べているのだから、犬を食べるところまでは百歩譲ろう。でも、他の犬が見ている前で殺して苦痛を与えるなんて残酷すぎる」「副産物を餌として与えられ、汚物も食べ、苦痛と不安の中で飼育され殺された犬の肉を食べてまでスタミナを補給したいのか」「どうか厳罰に処してほしい」など、怒りの声が殺到している。

一方、「牛肉も禁止しようよ、かわいそうだから」「豚や鶏もね」「犬だけ特別扱いするのは動物差別だ」などのコメントも見られた。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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