メーデー5連休の鉄道乗車券争奪戦は春節に匹敵、淄博が一番人気?―中国

人民網日本語版    2023年4月17日(月) 22時30分

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メーデー5連休の鉄道乗車券争奪戦が始まった。

今年のメーデー5連休(4月29日-5月3日)の初日の鉄道乗車券の販売が15日にスタートした。春節(旧正月、今年は1月22日)連休以降の初の連休として、メーデー5連休の旅行市場がどれくらいの人気になるか、市場では大きく注目されている。複数のオンライン旅行予約プラットフォームのデータを見ると、同連休の鉄道乗車券が爆発的な売れ行きを示していることがわかる。

メーデー5連休の鉄道乗車券争奪戦は春節に匹敵

デリバリープラットフォーム「美団」のデータでは、14日現在、同連休の開始前日の鉄道乗車券の予約件数は今年の春運(春節期間の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制)の鉄道チケット争奪戦のピーク時の2倍にもなった。オンライン旅行会社の携程のデータによると、同連休の開始前日の午後に出発する人気路線では、上海-南京間、上海-杭州間、広州-上海間、北京-太原間の多くの便がすでに売り切れだという。

携程の鉄道乗車券の関係責任者は、「高速鉄道は周遊タイプのツアーやテーマ観光における最も経済的でスムーズな移動方式であり、この1週間は高速鉄道の人気が新型コロナ感染症前の2019年同期に比べても20%近く上昇した。ユーザーの間でメーデー5連休旅行への意欲が上昇し続け、複数の地域で特色ある観光専用列が運行・増便されるのに伴い、同連休には高速鉄道旅行がここ数年で最も活況を呈するようになる可能性がある」と述べた。

淄博がメーデー5連休の一番人気になる可能性

特筆されるのは、最近、串焼きバーベキューで話題になった山東省淄博(しはく)市が、同連休に最も人気のある旅行先になるとみられることだ。複数のオンライン旅行予約プラットフォームで同連休期間の高速鉄道人気行き先ランキングを見ると、決まって淄博が上位10位以内に入っている。美団のデータでは、4月14日と15日の両日に、「淄博」への鉄道乗車券の検索件数の増加率が全国トップになり、前期比で988%増加した。15日午後0時30分には、北京南-淄博間の鉄道乗車券が発売開始から1分間であっという間に売り切れた。

同時に、串焼きバーベキューは淄博のみならず、さらに山東省の景勝地の入場券などの生活サービス産業の発展も牽引している。美団や口コミサイト「大衆点評」のデータによれば、同連休期間の淄博ツアー(ホテルと観光地入場券を含む)の予約件数は前年同期比で2000%以上増加したという。(提供/人民網日本語版・編集/KS)


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