CRI online 2023年4月18日(火) 11時50分
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米国政府はフェンタニル化学前駆体に関与する中国企業と公民を起訴し、制裁対象とすることを発表しました。これについて中国外交部の汪文斌報道官は17日に行われた定例記者会見で記者から質問を受けました。
米国政府は14日、フェンタニル化学前駆体に関与する中国企業と公民を起訴し、制裁対象とすることを発表しました。これについて中国外交部の汪文斌報道官は17日に行われた定例記者会見で記者から質問を受けました。
汪報道官は「米国は、中国との麻薬撲滅協力の再開を希望していると口にする一方で、横暴に中国の実体会社と個人を再び起訴・制裁し、関連企業と個人の合法的権益を深刻に侵害している。中国はこれを強く非難し、米国に厳正な交渉を申し入れた」と述べました。
また、「米国のいわゆるフェンタニル前駆体は一般的な化学品であることを指摘しなければならない。周知のように、国際貿易における一般化学品の製毒ルートへの流入を防止する責任は輸入側にある。米国が事実の真相を歪曲し、中国と関係国との正常な化学品貿易に口を出し、それを理由に中国企業と公民を提訴・制裁したことは、米国の横暴さを十分にあらわにし、国際法治精神を蔑視し、踏みにじるものでもある」と指摘しました。
さらに「米国の中国企業と公民に対する起訴と制裁は、中米間の麻薬撲滅協力にさらなる障害をもたらす。米国の今回の動きは他人に損害を与え、自分も害するものだ。もし米国が本気で自国の麻薬問題を解決したいのであれば、事実を尊重し、反省し、誤りを正し、他人に責任転嫁するのをやめなければならない。中国は引き続き必要な措置を講じて中国企業と公民の合法的権益を守る」と述べました。(提供/CRI)
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