広西のカルスト地形のエリアで最も高い木を発見、高さ72.4メートル―中国

人民網日本語版    2023年4月20日(木) 12時30分

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広西チワン族自治区林業局によると、今年3月中旬に展開された同自治区で最も高い樹木の科学実地調査において、科学研究者らは崇左市広西弄崗国家級自然保護区で高さ72.4メートルの望天樹を発見した。

広西チワン族自治区林業局によると、今年3月中旬に展開された同自治区で最も高い樹木の科学実地調査において、科学研究者らは崇左市広西弄崗国家級自然保護区で高さ72.4メートルの望天樹(Parashorea chinensis Wang Hsie)を発見した。現時点で、同自治区だけでなく、中国のカルスト地形のエリアで発見された最も高い樹木となっている。新華網が伝えた。

望天樹の生長サイクルに関する研究結果を基に、科学研究チームはこの望天樹の樹齢は約150年と推定。成熟段階にあるとみられている。

「擎天樹」とも呼ばれる「望天樹」は、熱帯雨林を象徴する樹木で、中国では国家一級重点保護野生植物に指定されている。雲南省南部や南東部、広西壮族自治区南西部にしか生育していない。望天樹は中国で最も高さのある広葉樹で、成木の高さは50メートル以上になることが多い。

カルスト地形のエリアは生育環境が劣悪で、土壌が浅く、やせているため樹木の生長には適していない。また、森林破壊が原因で、土壌侵食が生じ、岩肌が露出し石漠化しているエリアも多い。今回、広西壮族自治区南西部で高さ70メートル以上の巨樹が発見されたことは、中国南方エリアの重要な生態学的障壁である同自治区には、優れた自然の生態系が存在していることを示している。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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