中国国民経済と輸出入に関する第1四半期のデータが相次いで発表されたことを受けて、中国外交部の汪文斌報道官は19日の定例記者会見で、「中国経済は全体的に好転の兆しを見せ、世界各国の発展により多くのチャンスをもたらしている」と述べました。

国家統計局が18日に発表したデータによりますと、今年第1四半期、中国の国内総生産（GDP）は前年同期比4．5％増となり、成長率は前期（2022年第4四半期）を1．6ポイント上回りました。市場の自信が明らかに高まり、消費・投資の回復が加速し、雇用と物価が全体的に安定を維持しています。

これに対して、汪報道官は「これは中国経済の靱性が強く、潜在力が大きく、活力が十分であることを示しており、中国経済の長期的に好転が続くファンダメンタルズを反映し、中国経済の活気を映し出している」と述べました。

汪報道官はまた、「中国は今後、質の高い発展の推進に引き続き力を入れ、ハイレベルの対外開放を揺るぐことなく拡大させ、中国式現代化発展の成果を国際社会と分かち合い、世界経済の成長に新たな原動力を注ぎ込んでいく」と強調しました。（提供/CRI）