雲南省寧洱県で初めてハナカマキリを確認―中国

人民網日本語版    2023年4月21日(金) 13時30分

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雲南省普洱市寧洱県同心鎮石膏井村の村民・周会蘭さんは山菜採りをしている時に、偶然白いカマキリを発見した。

雲南省普洱市寧洱県同心鎮石膏井村の村民・周会蘭さんは山菜採りをしている時に、偶然白いカマキリを発見した。普通の緑のカマキリと異なり、この珍しいカマキリはランの花に擬態し、そのとても美しい見た目にひき寄せられた昆虫を捕食する。人民網が伝えた。

カマキリというと、緑色をイメージする人がほとんどだろう。その種のカマキリは緑の葉や茶色の木の枝に擬態して昆虫を捕食し、天敵から身を隠している。しかし、周さんが見かけたのは白いカマキリ。周さんはそれを撮影して、家族のグループチャットに送信した。そして、その映像が人から人へと転送され、ついには現地の林草当局の目に留まった。

寧洱県同心鎮林業・草原サービスセンターの職員が13日、周さんの自宅を訪問。その後、周さんの案内の下、再び白いカマキリを見つけたという。

寧洱県同心鎮林業・草原サービスセンターの楊夢(ヤン・モン)主任によると、鑑定の結果、節足動物門昆虫綱カマキリ目ハナカマキリ科に属するハナカマキリであることが判明した。カマキリ目の中では最も美しく、珍しいカマキリ。「資料をチェックした結果、ハナカマキリが寧洱県で確認されたことはこれまでになく、今回が初めて」という。

非常に珍しいハナカマキリは、主にマレーシアの熱帯雨林に生息し、近年は中国の雲南省シーサンパンナ・タイ族自治州でも確認されたことがある。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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