わいせつ行為の処罰結果情報で氏名公表、物議醸す―浙江省杭州市

Record China    2023年4月21日(金) 23時0分

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中国メディアの上観は20日、浙江省杭州市の公安局が公表した行政処罰に関する情報がネットで物議を醸したと報じた。写真は杭州東駅。

中国メディアの上観は20日、浙江省杭州市の公安局が公表した行政処罰に関する情報がネットで物議を醸したと報じた。

記事によると、杭州市公安局が公表した行政処罰の結果情報で、女性にわいせつ行為を行ったり、他人のプライバシーを侵害したりした違反者の罰金に関する決定や氏名が公表されていること、発生場所の多くが地下鉄や路線バスであることが、最近あるネットユーザーの目に留まった。この件はネットで議論を引き起こし、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)でトレンド入りした他、この措置をどう見るかを問う投票活動も反響を呼んだ。

記事は、一部ネットユーザーが「氏名の公表はプライバシーの侵害だ」との見方を示したことを紹介するとともに、同公安局の責任者が20日の取材に「法令に従った措置だ」と説明したことを伝えている。

中国のサイトにはまた、「杭州当局が地下鉄や路線バスでの痴漢行為に対する取り組みを強化した」「公共交通機関で痴漢被害はよく起きているが、多くの人が沈黙することを選ぶ。当局の行動は一切容赦しないとの態度を示すものだ」と指摘する記事が掲載されている。(翻訳・編集/野谷

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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