2023年4月21日、環球網は、今年の気温が世界的に昨年よりも暑くなる可能性があるとの報告が欧州の専門家から発表されたと報じた。

記事は、欧州連合（EU）による地球環境観測プログラム、コペルニクス計画の専門家が20日に発表した報告の中で、記録が残る歴史上で5番目に暑かった2022年に比べて、今年の気温はエルニーニョ現象の復活によってさらに高くなる可能性があるとの見方を示した。

そして、エルニーニョ現象について、太平洋の赤道やその付近の海域と大気の相互作用によって生じる気候現象であると説明するとともに、気候学者の話として、現在の世界の平均気温が工業化前に比べてすでに1．2度上昇していると伝えた。

この件について、中国のネットユーザーは「子供のころ、池の氷が分厚くてスケートができたけど、今はできないもんな……」「人類は工業化の中で好き勝手に排気ガスを出し、人口を大量に増やしてきた。その結果痛い目に遭うのは結局人類だ」「過度に地球を開発してその生命を削れば滅亡に向けて加速するというのは人間と同じ。ただ、地球も永遠のものではないから、居住できる別の星が見つからなければ人類は早晩絶滅から逃れられないというのも事実」「人間は病気になったら熱が出る。地球だって同じなんだ」といった感想を残している。（翻訳・編集/川尻）