2022年国民総合読書率が持続的に成長、第20回全国国民読書調査で―中国

CRI online    2023年4月24日(月) 12時50分

拡大

中国における2022年の成人の総合読書率は安定的に増加し続け、成人の電子出版物の接触率は80.1%、成人の読書率は59.8%で、いずれも前年より増加しました。

4月23日は、国連教育科学文化機関(UNESCO)が制定した「世界図書・著作権デー」です。この日にちなみ、中国新聞出版研究院は1999年から全国国民読書調査を行っており、第20回調査は、2022年8月〜2023年4月に実施されました。今回は30の省、自治区、直轄市の165都市を対象としたサンプル調査が行われ、有効サンプルは148万1071人で、うち成人が74.6%、未成年者(18歳以下)が25.4%を占めています。

今回の調査の主な結果は次の通りです。

中国における各種メディアにおける2022年の成人の総合読書率は安定的に増加し続け、成人の電子出版物の接触率は80.1%、成人の読書率は59.8%で、いずれも前年より増加しました。

成人の読書のデジタル化傾向がさらに強まり、スマートフォンによる読書が主な形態となり、2022年には成人の77.8%がスマートフォンで読書を行ったことがあると回答しました。

2022年、成人1人当たりの紙の書籍と電子書籍の読書量はいずれも前年を上回り、紙の書籍の読書量は1人当たり4.78冊、電子書籍は1人当たり3.33冊でした。

「オーディオ」や「動画」で本を読むことが新しい読書の選択肢になっています。

成人の紙媒体の読書やインターネット媒体の読書時間はともに増加を維持し、2022年の成人の読書時間は1人当たり毎日23.13分、スマートフォンに触れる時間は1人当たり毎日105.23分でした。

成人の3割以上に「本を聞く(オーディオブックで本を読む)」習慣が養われていました。

都市部の住民の公共読書サービス施設の利用に対する満足度は引き続き上昇しています。

未成年者の読書能力は着実に向上しており、読書率、読書量ともに例年より増加し、未成年者の1人当たりの年間読書量は11.14冊でした。(提供/CRI

※本記事はニュース提供社の記事であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。すべてのコンテンツの著作権は、ニュース提供社に帰属します。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携