Record China 2023年4月24日(月) 20時0分
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中国共産党中央政法委員会の機関紙である法治日報は、「ネット上のプラットフォームは不道徳行為により粛清された芸能人が随意に形を変えて復帰する隙間をしっかりとふさがなければならない」と論じた。資料写真。
中国で2018年にラップ禁止令が出ることになったきっかけの一人とされるラッパーのPG Oneがこのほど、ショート動画投稿サイトに「王唯楚Chos1npm」名義でアカウントを開設し、新曲について予告した上で正体を明かしたところ、大量のクレームが寄せられ、開設から24時間たたないうちにアカウントを停止された。
PG Oneをめぐっては、既婚女優との不倫報道が出たことを受け、楽曲の歌詞が薬物使用を疑わせ、さらに女性蔑視的であるとして大きな批判を浴び、これをきっかけに中国政府が「ヒップホップ文化は低俗だ」として、ラッパーらをテレビやラジオ番組に出演させない方針を示した。
中国共産党中央政法委員会の機関紙である法治日報は24日、「不道徳行為により粛清された芸能人の中には、一定期間経過後に、復帰を試みたり、同情を買おうとしたり、ショート動画を撮影して集客したり、ライブコマースで利益を得たりする者もいる」とした上で、「アカウントを換えても不品行を除去することはできない。ネット上のプラットフォームはその責任を厳格に履行して、不道徳行為により粛清された芸能人が随意に形を変えて復帰する隙間をしっかりとふさがなければならない」と論じた。
中国のネットユーザーからは「迅速かつ断固たるアカウント停止を支持する」「不道徳行為により粛清された芸能人は二度と公の場に現れないでほしい」「誰もが自分のしたことの代償を払わなければならない」「不道徳行為により粛清された芸能人に復帰の機会を与えてはならない」「不道徳行為により粛清された芸能人のいかなる形での復帰にも反対する」などのコメントが寄せられた。(翻訳・編集/柳川)
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