「中欧班列-上海号」の運行本数が100本を突破―中国

人民網日本語版    2023年4月25日(火) 6時30分

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国際定期貨物列車「中欧班列-上海号」が22日夜、エアコンやフォークリフト、ポリエステルプリント生地といった輸出貨物を満載し、内モンゴル自治区のエレンホト港に向けて上海閔行駅を出発した。

国際定期貨物列車「中欧班列-上海号」が22日夜、エアコンやフォークリフト、ポリエステルプリント生地といった輸出貨物を満載し、内モンゴル自治区のエレンホト港に向けて上海閔行駅を出発した。「中欧班列-上海号」の運行開始からちょうど100本目にあたる今回の列車は、55TEU(標準コンテナ)を積載し、終点のロシア・モスクワを目指す。人民網が伝えた。

中国鉄路上海局集団の担当者は、「2021年9月28日に運行がスタートした『中欧班列-上海号』は、これまでに輸送路線10ルートが開設され、ロシアやカザフスタン、ポーランド、ドイツなどユーラシア大陸の29カ国と結ばれている。運行開始以来、『中欧班列-上海号』によって運ばれた貨物は、当初の衣類や靴・帽子、ガラス製品、自動車部品から、太陽光発電モジュール、液晶パネル、バイク、リフトなど高付加価値商品へと段階的にシフトしており、その商品の種類も運行初期の約400種類から今では1300種類を上回るまでとなった」と紹介した。

「中欧班列-上海号」は現在、上海の輸出入貨物の主要輸送ルートの一つとなっており、国家による「一帯一路」(the Belt and Road)建設に上海が寄与する上での力強い支えとなっている。

上海東方絲路多式聯運の王錦秋(ワン・ジンチウ)董事長は、「中欧班列の路線数が増えることで、われわれのような輸出入企業の物流ルートの選択肢が拡大された。今年に入り、『中欧班列-上海号』によってすでに29回にわたり、貨物が上海経由で海外に輸送され、国内外の幅広い顧客から高い評価を得ている」としている。 「中欧班列-上海号」は、これまでに、延べ約1万TEUを輸送し、その貨物総重量は約8万トン、貨物総額は31億2000万元(約624億円)に達している。(提供/人民網日本語版・編集/KM)

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