北朝鮮と最も仲が良い国は中国、日本は「100年の宿敵」=中国在住北朝鮮人への意識調査―中国メディア

Record China    2014年7月17日(木) 18時47分

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15日、中国に暮らす北朝鮮人100人を対象にした調査で、76人が「北朝鮮にとって最も仲の良い国は中国」と回答した。写真は中国遼寧省丹東市の北朝鮮国境。

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2014年7月15日、中国に暮らす北朝鮮人100人を対象にした調査で、76人が「北朝鮮にとって最も仲の良い国は中国」と回答した。「韓国」と答えたのは19人だった。17日付で中国日報網が伝えた。

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調査は、韓国紙・朝鮮日報と文化統一研究センターが今年1〜5月、中国遼寧省丹東市と吉林省延吉市などで行ったもの。

「最も仲の良い国」に中国を挙げた理由としては、「北朝鮮人は中国人を兄弟と見ている。ともに社会主義国であり、祖国解放戦争(朝鮮戦争)をともに戦った。現在も中国からたくさんの支援がある」「中国の支援がなければ、餓死や凍死するしかない。衣食ともに中国から送られたものだ」「苦難行軍の時代、金正日将軍は『中国に親戚がいるなら、その支援を受けるべきだ』と言われた。だから自分は中国に来た」などが聞かれた。

一方、韓国を最も仲の良い国と答えた人は「血統的なつながり」を強調した。

欧州と答えた人は2人、米国ロシア・日本はそれぞれ1人だった。

「北朝鮮にとって、中国はどのような存在か」との問いには、60人が「兄弟」、37人が「友人」と答えたが、「ライバル」(2人)、「敵国」(1人)もあった。

米国については、98人が「敵国」と回答。2人は「ライバル」と答えた。「日本は100年の宿敵、米国は不倶戴天の敵と、北朝鮮ではよく言われる」という声もあった。

「南北統一を中国は望んでいるか」では、37人が「とても望んでいる」、25人が「望んでいる」と答えた。30代女性は「韓国は最近、中国ととても仲が良い。中国も南北統一を望んでいるはず。(統一すれば)ともにいい暮らしを送れる」と語った。(翻訳・編集/NY)

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