中国商務部対外貿易司の李興乾司長は23日に行われた国務院新聞弁公室のブリーフィングで、「ここ数年、中国の越境ECが急速な発展の勢いを維持し、5年で10倍近くに成長した。今年第1四半期（1-3月）も急増傾向を維持して、成長しつつある対外貿易の成長源になった」と述べた。

李氏によると、現在、世界各国はいずれも越境ECの発展に力を入れ、世界貿易機関（WTO）の報告によれば、世界のB2C（企業・消費者間取り引き）越境ECは2025年までに27％の急成長ペースを維持するという。中国はこれから「越境EC＋産業ベルト」の発展に力を入れ、越境EC総合テストエリア165カ所をよりどころに、各地の産業の持つ力と地理的な優位性を合わせて、地方の特色ある製品がより多く、よりよく国際市場に進出するよう推進し、貿易の規模拡大を目指すという。（提供/人民網日本語版・編集/KS）