中国・上海の街中にこのほど、ボディー全体にダイヤモンドのようなものを貼り付けたロールス・ロイスの「ゴースト」が現れ、話題となっている。

中国動画メディアの021視頻は25日、これに関連し、車両の外観を改造した場合には届出が必要だと弁護士が注意喚起していると報じた。

「中華人民共和国道路交通安全法」第16条の規定によると、いかなる組織または個人も乗用自動車などの「機動車」の登録済みの構造または特徴を許可なく改変してはならない。

「中華人民共和国機動車登記弁法」でも車両の外観を改変する場合は、期限までに変更登記することが規定されている。

弁護士は「当該車両は、ボディー全体に人工ダイヤモンドが貼られていて車両の外観の特徴が明らかに改変されている。機動車の所有者は変更後10日以内に車両管理所に変更登記を申請しなければならない。期限内に手続きをしない場合は、公安機関の交通管理部門により警告または200元（約3800円）以下の罰金に処される可能性がある」とコメントした。

中国のネットユーザーからは「このダイヤは天然？人工？」「この程度でも構造変更になるの？」「弁護士はなぜ所有者が届出をしていないことを前提にコメントしているのか」「余計なお世話だ」「所有者は好きでダイヤを貼ってるのだろう。誰にも迷惑かけてないじゃないか」などのコメントが寄せられた。（翻訳・編集/柳川）