Record China 2023年4月27日(木) 16時0分
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中国美術学院の教師が10年にわたって海外の作品を盗作していたとの疑惑が浮上した問題で、同学院は盗作があったことを確認したと発表した。写真は中国美術学院。
中国美術学院の教師が10年にわたって海外の作品を盗作していたとの疑惑が浮上した問題で、同学院は盗作があったことを確認したと発表した。
26日、同学院は中国版ツイッター・微博(ウェイボー)に声明を発表し、「本校の教師である徐跋騁(シュー・バーチョン)氏の盗作問題について調査を行ったところ、不正行為は事実であると学術委員会にて認定された」と説明。職位等級の引き下げや専門技術職資格の取り消しを行った上で、契約を終了することを決定した。
同学院油絵科の教師を務めていた徐氏について、先日シーナ・ギャビンやジム・カザンジアンといった海外アーティストの絵画作品を長年にわたり盗作し、高額で販売していた疑いが浮上。両者の作品と徐氏の作品の比較画像が大量に出回ったほか、シーナ・ギャビン本人も「ショックを受けた。彼は私の作品を公然と盗作した」と批判していた。
学院の処分について、ネットユーザーからは「容赦ない処分に賛同」「永久に就職禁止で」「著作権を保護すべき。もしネットがなかったら彼は処罰されなかった可能性がある」「被害者は賠償請求できるのでは?」「普通の人はすぐパクリと分かるのに、美術学院の関係者は気付かないんだよな」「すべての美術学院の教師の作品を調べるといい。彼一人の問題ではないということが分かる」といった声が寄せられている。(翻訳・編集/北田)
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