生態環境部の責任者が、中国は新たな時期における生物多様性保護の国家戦略とアクションプランの策定、生物多様性保護の重点プロジェクトの実施計画の作成に取り組んでいると明らかにしました。国連の生物多様性条約第15回締約国会議（COP15）で採択された「昆明・モントリオール生物多様性枠組」を遂行するための重要な措置だとのことです。

山、川、森林、耕作地、湖、草原、砂漠は互いに依存し、緊密に関係しあう生命共同体です。生態系の保護と修復を体系的に推し進めることが必要です。中国は近年来、国立公園を主体とする自然保護区の構築を推し進める一方、動植物園や絶滅危惧種の繁殖拡大、移転地保護センターなどの施設を改善し、生物資源の移転先での保護、繁殖の体系を整備しています。（提供/CRI）