CRI online 2023年4月29日(土) 16時30分
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第13回北京国際映画祭に新設されたアートイノベーションセクションの一環として、「幻想の詩学」と題された芸術家映像展が20日から北京のユーレンス現代芸術センター UCCA Labで開催されています。
第13回北京国際映画祭に新設されたアートイノベーションセクションの一環として、「幻想の詩学」と題された芸術家映像展が20日から北京の798芸術区にあるユーレンス現代芸術センター UCCA Labで開催されています。世界トップクラスの7人のアーティストによる全16点の作品が展示されています。27日には同セクションのプロモーションイベントが開かれ、中国に駐在する日本、カタール、オーストラリアなどの使節らが会場に招かれました。
今回のアートイノベーションセクションの発起人で、日本の岩井俊二監督による中国映画『チィファの手紙』にも出演した女優の譚卓(タン・ジュオ)氏は、「今回の展示を通して、アーティストたちが多次元の視角でどのように世界を見ているのか、どのように多元的に表現しているのかなどを来場者が知るヒントになればと思う」と述べました。
また、展覧会の空間デザインを担当した日本人建築家の関佳彦氏は、「皆さんが自分と映像との関係性を考えるきっかけになればと思う。また、さまざまな映像の捉え方を知るという意味でも非常に価値がある」と語りました。
会場では多くの来場客が展覧会を楽しんでいました。そのなかには、日本人の姿もあり、「想像以上にいろんな映像の見せ方や光の見せ方があるんだなと感動した」「映画は、自分は止まっていて、動く映像を見るということが一般的だと思うが、(この展覧会では)自分が動きながら、いろんな映像を見て、その動いていくなかに関さんによる空間デザインの仕掛けがあって、アトラクションのように楽しく見て回れるというのが、とてもコンセプトに沿っていた」と感想を話しました。
この展覧会は5月20日まで開催され、入場は無料です。(提供/CRI・取材/李陽)
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