<北京国際映画祭>女優・譚卓氏独占インタビュー「日本映画の知恵に学びたい」

CRI online    2023年5月3日(水) 10時0分

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女優の譚卓氏が、中央広播電視総台の独占インタビューに応じました。

4月22日から29日まで開催された第13回北京国際映画祭に「アートイノベーションセクション」が新設されました。同セクションの発起人は、日本の岩井俊二監督の中国映画『チィファの手紙』にも出演した女優の譚卓(タン・ジュオ)氏です。譚卓氏が今回、中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)の独占インタビューに応じました。

アートイノベーションセクションの一環として、4月20日から5月15日まで北京市内の798芸術区で開かれている芸術家映像展「幻想の詩学」では、世界トップクラスのアーティスト7人の作品16点が展示されています。「今回の展示は、アーティストたちがどのように世界を見て、表現しているのかといった内容を紹介するもの。来場者がそれらを知るヒントになれば」と譚卓氏は話しました。

岩井俊二監督との協力について、譚卓氏は、「岩井監督に代表される優秀な監督には、謙虚な人柄であることや、全ての仕事仲間を尊重して創作の空間を与えてくれるといった、共通性がある」とした上で、「日本に行く時は岩井監督に会うようにしている」と語りました。

岩井監督以外にも好きな日本人監督はいるかという質問には、『万引き家族』の是枝裕和監督の名前を挙げ、「中国で大きな影響力を持つ監督。中国の俳優は誰もが是枝監督との仕事を望んでいるはず。是枝作品をはじめとする日本映画は、穏やかに見えて、その実、深い知恵を含んでいる。私たちがそこから学べることは多い」と述べました。

最後に、中日両国の映画・芸術分野での今後の交流について、譚卓氏は、「(日本が北京国際映画祭に参加しているように)中国からもたくさんの良い作品が東京国際映画祭に出品されている。そして今回は日本トップクラスのプロデューサーである川村元気監督が、作品を携えて北京国際映画祭に来てくれた。このような国際交流が続いてほしい」と期待を示しました。(提供/CRI

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