人民網日本語版 2023年5月3日(水) 19時0分
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今年のメーデー5連休には、中国各地の多くの観光スポットにたくさんの人が訪れている。
ここ数日、甘粛省敦煌市の鳴沙山・月牙泉景勝地には大勢の観光客が訪れ、人の歩く通路とラクダの進むコースがクロスする交差点2カ所では、観光客のピーク時には「ラクダで交通渋滞」現象が起きている。このため、景勝地にはオリジナルの信号指示灯が設置された。
四川省の成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地では、人気パンダの「花花」を見ようと、観光客が長い行列を作っていた。最後尾に立てられた看板には「今お並びいただくと待ち時間は2時間以上になります」と書かれていた。「花花」を見られる時間はわずか3分だという。
観光市場が大いに盛り上がり、成都の外食市場にも勢いが波及している。4月30日16時頃までに、ネットで人気の火鍋レストランが発行した番号札は500を超え、店員によると「席に座って食事するまで3時間以上待つことになる」という。
多くの景勝地で入場制限 最近、陝西省の西安大唐不夜城が打ち出した新たなインタラクティブ型エンターテインメントプログラム「盛唐の秘密の箱」が人気で、大勢の観光客が没入型体験を楽しみにやって来るという。4月30日午後には、西安市がリアルタイム観光注意情報として、景勝地とその周辺での観光客・自動車の混み具合と入場・通行制限の情報を発信し、混んでいる場所には出かけないようにと呼びかけた。
湖北省武漢市の黄鶴楼公園は予約の観光客だけで受け入れ人数の90%に達し、4月30日昼には入場チケットの販売が停止された。
河南省洛陽市の龍門石窟景勝地は4月30日の時点で予約が定員に達して通行制限措置が取られ、しばらくはオンライン・オフラインともに入場チケットの販売が停止された。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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