人民網日本語版 2023年5月5日(金) 8時20分
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国際通貨基金はこのほどアジア太平洋地域経済見通しを発表し、2023年に同地域の経済成長率は4.6%となり、22年の3.8%を上回るとの予測を示した。写真はメーデー連休2日目の上海虹橋駅。
国際通貨基金(IMF)はこのほどアジア太平洋地域経済見通しを発表し、2023年に同地域の経済成長率は4.6%となり、22年の3.8%を上回るとの予測を示した。そのうち中国経済は5.2%の成長を遂げ、アジア太平洋地域の経済成長を牽引する重要な要因になるという。新華社が伝えた。
同見通しによると、世界経済は挑戦に満ちているが、アジア太平洋地域経済は活力に満ちあふれている。これは主に中国経済が急速に回復していること、インドの経済成長が強靱さを保っていることによるものだ。アジア太平洋地域の今年のグローバル経済成長への寄与度は70%にも達することが予想される。
同見通しは、「中国経済は国際市場の需要低下に直面することや一部の主要経済国の金融引き締め政策などのマイナス要因があるにもかかわらず、国内の需要が旺盛さを保ち、経済成長に新たな原動力を提供している」との見方を示した。
同見通しは、「23年のアジア太平洋地域の先進国の経済成長率は1.6%に達し、そのうちオーストラリアは1.6%、日本は1.3%、韓国は1.5%となる見込みだ。新興市場と発展途上国の経済成長率は5.3%に達し、そのうちインドは5.9%、インドネシアは5%、マレーシアは4.5%、タイは3.4%となる見込みだ」と予測している。
IMFは今年4月に発表した最新の予測の中で、23年のグローバル経済成長率は2.8%、中国の寄与度は34.9%に達するとしていた。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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