年内に北斗ネットワーク構築予備衛星1~3基の打ち上げを予定―中国

人民網日本語版    2023年5月5日(金) 20時40分

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中国は今年1~3基の北斗ネットワーク構築予備衛星を打ち上げ、衛星ネットワークの安定性と実用性をさらに高める計画だ。

第13回中国衛星測位年次総会で明らかになったところによると、中国は今年1~3基の北斗ネットワーク構築予備衛星を打ち上げ、衛星ネットワークの安定性と実用性をさらに高める計画だ。中国青年報が伝えた。

24基の中円地球軌道衛星、3基の地球静止軌道衛星、3基の傾斜対地同期軌道衛星からなる北斗3号衛星測位システムの配置が2020年6月に完了した。北斗3号システムが同年7月に正式にグローバルサービスを提供開始した。

北斗は現段階ですでに経済・社会発展の各業界・各分野で広く応用されており、ビッグデータ、モノのインターネット(IoT)、人工知能(AI)などの新興技術と深く融合している。北斗測位機能を持つ端末製品の全保有量は21年現在、12億台(セット)を超えていた。一般消費分野では、ファーウェイ(華為)、アップルシャオミ(小米)などの中国内外の主要スマホメーカーが北斗に対応している。北斗に対応する新規にネットワークに接続したスマホの22年の国内出荷台数は計2億6000万台で、全体の98.5%を占めた。北斗を中心とする中国衛星測位サービス産業の総生産高は5500億元(約10兆7250億円)に達した。

中国衛星測位システム管理弁公室の関係責任者は、「中国の衛星測位サービス産業の総生産高は第14次五カ年計画(2021-25年)の後期に倍増し、1兆元(約19兆5000万円)の大台を突破する見込みだ」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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