広東省広州市にある香港・マカオ行きの琶洲旅客輸送港が4日、正式に開通し、広州市街区から船に乗って2時間で香港に直行することができるようになりました。

香港・マカオ行き琶洲旅客輸送埠頭は、広州市の中心部と香港を結ぶ唯一の旅客輸送埠頭です。同港では、広州で乗船し、香港で飛行機に乗るという「水路空路連絡輸送」サービスが提供され、旅客は港の出発ロビーで飛行機搭乗のためのチェックインと荷物の託送手続きを「ワンストップ」で完了し、税関を通過した後、船で香港国際空港に直行することができます。開通初日、香港を訪れる多くの広州市民が（高速鉄道ではなく）この港を利用して水路で行きました。

同港では第一陣として、広州から香港中港城、広州から香港国際空港海天埠頭の2つの航路が就航し、今後、マカオのタイパ島と広州を往復する航路も就航する予定だということです。（提供/CRI）