外交部の毛寧報道官は5日、北京で、「カナダの一部の政治家やメディアがいわゆる『中国によるカナダ議員への脅威』を煽り立てるのは、全くナンセンスであり、イデオロギー的偏見に基づく政治的茶番だ」と述べました。

毛報道官は、「駐カナダ中国大使はこれについて、カナダ外務省の責任者に厳正な立場を表明し、強く抗議した。中国外交部の北米オセアニア司の責任者も駐中国カナダ大使に厳正な申し入れを行った」と述べました。

毛報道官はさらに、「中国が2021年3月にカナダの一部の議員に対する制裁を決定したのは、カナダ側がうそと虚偽情報に基づいて、いわゆる『新疆の人権』問題を口実に、中国の関係する個人と団体に対して制裁を課したことに対する対応だ。カナダ側が理不尽な挑発を行って中国の利益を著しく損なったことが先にあり、中国側が有力な対応をすることは完全に正当で必要なことだ」と指摘しました。（提供/CRI）