中国商務部と浙江省政府が共催する第3回中国・中東欧国家博覧会および国際消費品博覧会が、今月16〜20日に浙江省寧波市で開催されます。

今回の博覧会のテーマは「実務協力の深化、手を携えて共に未来に向かう」で、ハンガリーが主賓国を務めます。その中の展示会では、中東欧展示会、国際消費品展示会、中東欧商品常設展示会の3つの展示エリアが設けられ、展示面積は22万平方メートルに達しています。また、今回の博覧会では経済・貿易イベントを中心に、科学技術、観光、健康など多くの分野にわたる重要イベントが27回にわたり催されることになっています。

商務部の李飛副部長は、「今回の中国・中東欧博覧会には中東欧諸国の企業約380社が出展しており、出展商品はスマート製造、日用品・ファッション、農産品・食品、観光・物流などの分野に及んでいる」と話しました。

商務部によると、中国と中東欧諸国の協力は中欧関係の重要な構成部分で、2012年に協力メカニズムが構築されて以来、中国と中東欧諸国との貿易額は年平均8.1%増加し、中国の中東欧諸国からの輸入額は年平均9.2%増加したということです。今年は、第1四半期（1月～3月）の双方の貿易額は1.6%増の333億ドルに達し、全体的に安定した好調なスタートを切りました。いまのところ、中国と中東欧諸国との双方向投資規模は200億ドル近くに達しています。また、今年第1四半期は全業種において、中国の中東欧諸国への直接投資が前年同期比1.48倍と大幅に増加しました。中国は中東欧諸国にとって重要な貿易相手国および輸入元国となりました。（提供/CRI）